7.社交不安障害全盛期でも症状を少し和らげる方法

 今まで、社交不安と共に生きていく中で、何故か社交不安の症状を少し和らいだ時があったので、そのことを書いていこうと思う。

 

 結論から先に言うと、「何かに熱くなっている時。」何かに向かって情熱的になっている時は対人恐怖の症状は少しはあったとしても、通常時よりは全然楽になれていた。

 

 これは、結構ずっと当てはまってるから、自分の経験からでは間違いのない法則のように思える。

 

 では、自分が今まで、何かに熱くなって対人恐怖を感じにくくしていたことは何があるか、少し思い出してみると…

 

1リットルの涙を見た時

・熱くなれる音楽を聴いた時

・浪人の初期のやる気に満ち溢れている時

・誰かが努力してる動画(YouTube等)を見た時

・自分よりも辛い状況で頑張ってる人を動画で見た時

ドラゴン桜(初期)を見た時

・ガムシャラに筋トレしていた時

・フロー状態(いわゆるゾーンというもの)に入っている時

・やる気になれるような自己啓発本を読んだ時

・人との会話でうまくキャッチボールが取れている時(ほとんどなかったが、たまに何故かうまくコミュニケーション取れている時があったが、その時は最高に気持ちよかった)

 

 

 

 このように振り返ってみると、何かをして心が動かされている時に対人恐怖の症状が少し和らいでいるように感じる。対人恐怖の心情と先程のようなプラスの心情は同居できないのが原因かもしれない(そんな理論知らないし、ないと思うが心理学でマイナスの感情とプラスの感情は同時に感じない、という話を聞いた覚えがある笑)

 

 このことからも、まずは社会不安に苦しんでいる人は、何かに熱くなれたり、心が動かされることを探すことをオススメしたい。これは、対人恐怖の根本治療というより辛い症状を少し和らげて自分を楽にしてくれる方法のように自分の経験から言えると感じている。自分のように何かに熱くなることでも良いし、はたまた誰かをとことん愛することでも良いし、とりあえず対人恐怖を忘れさせることには別の心情をインストールするしかない。そのために自分は心を熱くするという媒体をインストールして対人恐怖を和らげる方法を覚えた(10年近くの付き合いだから、このようにうまく付き合っていくコツも覚えていった笑笑)

 

 

 完全には人が怖いという心情を忘れさせることはやっぱり難しいけど、この方法で自分はかなり楽に生きることができた。でも、注意点が人の心情は長続きしないってこと。何かに熱くなっても2、3日とかで、長くて1週間とか1ヶ月が良いとこだったと経験上言える。それが厄介なところで、ずっと続いてくれれば楽なのに、また別の熱くなれる媒体を探すのは正直かなり労力もかかるし、時間もかかる。自分が心を動かされるってことは自分の常識を超えるような経験(想像を超えるような映像を見たり)をするわけで、そう簡単に見つけられるものでもない。しかし、そんな少しでも忘れさせる方法として、この方法はすごい自分としては良い方法だったと思っている。本当に辛い人は、是非試して欲しいっていうか、まずは何に心が動かされるのかを調べてそれを実行していってほしい。行動しないと何も始まらないから!!