4.浪人時代の経験(社交不安の影響で)

 今、YouTubeで今の浪人生へのエールみたいな動画見て自分も語りたくなったから、このブログで語ろうと思う笑


 もう自分は浪人時代が5年も前になるのか、でも自分の人生のターニングポイントでもあった。正直、浪人するまでは本気で努力した経験がなかった。高校の頃は、社交不安障害で人が怖くて人と話せないし、本当に常にブレブレの自分でいた。浪人して良い大学に行けば人より上に立てるわけだから人が怖くなくなるっていう安直な考えから、浪人してガムシャラに勉強した。自分の場合、小学生の頃は社交不安障害ではなく、すごい楽しくて充実してて人と楽しく関われてたので、その過去の自分に戻りたい一心で最初の2、3ヶ月は1日12時間近く勉強していた。でも、人はそう長くは頑張れない生き物で(その当時は努力したことがなかったので、努力し続けると長くはもたないということを知らなくて、ずっと楽しく努力できると思っていた)、浪人してから3ヶ月くらい経ったくらいから体が疲れ始めてきて、勉強に集中できなくなった。そこで少し休めば良かったものの、小学生の時のような人が怖くないで楽しく人と関われるようになりたい思いが強すぎて、集中できなくても無理矢理勉強し続けた。もちろんそんな状態では学力が上がるわけでもなく、学力低下が原因で自己嫌悪になっていき、最終的に勉強時間もそんなに確保することができず、受験して結果的には中堅大学に行けはしたが、その程度では対人恐怖症は治らないと思っていたし、何よりその事実に対しての自分に対しての自己嫌悪が当時はすごかった。大学1年まではそれを引きずっていたが、大学2年から少しはエネルギーが回復したのか、また対人恐怖症を治し、また再び小学生の頃のような恐怖を感じない人との関わりをするようになるための努力を始めた。今度は、以前の失敗から無理のないよう長い目で見て、努力をしコツコツ成果を上げて少しずつ成長する道を選んだ。そうすると自分が成長しているのが毎日書いていた日記から顕著に見ることができて、大学卒業するまでこまめな対人恐怖症を治す努力を続けられた。浪人も、1年という長い時間の中で、リフレッシュ時間を1日何時間とか決めてしっかり休んでメリハリある生活をすることが大切であると後の経験から学ぶことができた。勉強だけして生活するのはほぼ不可能であった。


 浪人してた頃は、対人恐怖症であるストレスに加えて、普通の浪人生が抱えるようなストレスも感じるわけだから、二重のストレスがかかり、精神がかなり不安定であった。調子の上下がかなり激しく、調子が良い日は何時間もできるが、悪い日は本当に1時間も集中できないような感じであった。


 浪人は、1人で孤独に頑張るものだと思われがちだが、誰かと話したり浪人友達とかを作ることがかなり大切であったと今だと思う。対人恐怖症であった当時には友達なんか絶対作れなかったが、自分がもし対人恐怖症を患っていないと想定して過去の自分を考えてみたら、絶対誰かと話したり、浪人友達を作り誰かと情報を共有したりする時間が必要であった。私の場合、人が怖いくせに、人と話すことが好きで、小学生の頃は常に人と一緒にいてとても楽しくて充実していた。そんな自分が、1人になって1年間も孤独に頑張るわけだから、それはギャップでストレスもかかって精神が病むわけである笑


 浪人することは、浪人する以前の自分よりは確実に成長できるわけであるから、自分の進みたい未来(意思)をしっかり持って勉強に臨むのが良いと思う。浪人は嫌なことっていうイメージが周りには結構あったが(世間でもその風潮がある)、私は不思議なことに何も浪人に対してネガティブイメージを持っていなかったし、今も持っていない。浪人することって人より1年間努力するってことだから単に浪人したってことが自分は頑張れるやつなんだというパスポートみたいなものであると考えていた笑


 まあ、頑張ったことがない人は、絶対一回頑張る経験をした方が良い。人より頑張ってないと自尊心が傷つき、私みたいに対人恐怖症になりかねない。本当に厄介で面倒くさい病気だから、早めに治す努力を始めた方が良い。


 浪人の話をしようと思ったら結局、対人恐怖症の話になってしまった😅